いぼ治療

当院でのいぼ治療

いぼ治療には内服薬治療、液体窒素、貼り薬、塗り薬を用いた治療などが挙げられます。
液体窒素での治療は凍結療法と呼ばれており、その名の通り患部に超低温(-196℃)の液体窒素にひたした綿球をあてて、凍結させてしまう治療方法です。
原理は、急激な凍結によって細胞内に氷晶を形成し、いぼウィルスが感染している細胞ごと破壊してしまいます。そして患部を根こそぎ除去してしまいます。
※急激な凍結によって個人差はありますが、若干のお痛みを感じる場合があります。

いぼ

いぼは、医学用語では疣贅(ゆうぜい)と呼ばれていて、いくつかの種類があります。
大きく分けると、ウィルスが原因でできるウィルス性のいぼと、紫外線の影響や遺伝的要因などによる皮膚の老化現象によってできるいぼとに分かれます。
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と呼ばれている、手足の指や足の裏、肘、膝などにできるいぼはウィルス性のものです。

首いぼ

首いぼは脂漏性角化症(老人性ゆうぜい)とも呼ばれ、良性皮膚腫瘍の一種です。
加齢による発症が一番の原因とされていますが、はっきりとわかっていません。
症状は個人差があり、表面はいぼ状に凸凹したものから、平滑なものまで様々です。
ウィルス性のいぼに比べ、治療が比較的容易で液体窒素で簡単に除去することが可能です。

水いぼ

ポックスウィルス群に属する伝染性軟属腫ウィルスの皮膚感染による、伝染性のできもののことを水いぼと呼びます。状態は米粒程度の丸くやわらかいできものです。
特に夏場を中心にお子様にできやすく、かゆみを伴うことがあるので、ピンセットで除去してしまうことがおすすめです。残念ながら、特効薬はありません。
感染力はそれほど強くありませんが、人にうつす可能性があるため、早めに治療を行うことが大切です。

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かものはし皮フ科 概要
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